技術

金型メンテナンス

MOLD MAINTENANCE

金型の寿命を伸ばし、製品を高品質な状態に保つためには、定期的な金型のメンテナンスが必要不可欠です。

徹底した点検、確認作業の結果、問題点が見つかれば迅速な修理・交換を行って、メンテンナンス期間の短縮に努めます。
金型の特性を理解した技術者が集まる弊社だからこそできる、妥協のない、きめ細かいメンテナンス作業によって、「精密・安全・高品質」の三拍子そろった金型と製品の品質を維持し続けることが可能になります。

金型メンテナンスの重要性

プラスチック射出成形金型は、成形加工を行った後で、分解清掃などのメンテナンス(保守点検作業)が必要です。

成形材料から発生する「やに」成分やガスが凝集したデポジットなどが、キャビティやコアの表面や分割面に蓄積します。
これらの成分は、金型の温度がまだ温かいうちは液状ですが、一度温度が低下しますと固化してしまい、そこから空気中の水分が付着して錆びや腐食が進行したりもします。
このような状態に陥りますと、成形品の表面品質や寸法精度が変動し、またエアーの逃げが不十分となりショートショットが起きる場合もあります。